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救急医療功労者知事表彰受賞の栄に浴して

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9月12日,山口県庁に赴き,救急医療功労者知事表彰を承りました.前濱医師会長・弘田副会長,柳井医師会理事の皆様方のご推薦,柳井・熊毛医師会員の皆様方のご協力のおかげと,深く感謝いたします.特に弘田副会長に措かれましては,お忙しい中,過分な推薦書をお書きいただき本当にありがとうございました.弘田副会長の素晴らしい文章力のおかげと心から感謝しております.

表彰式は14時からでしたので,外来を早めに切り上げないと遅れてしまいます.「絶対に遅れて恥をかかないように」と心には決めていたのですが,何が起こるかわかりません.何も起こりませんようにと祈りながら当日を迎えました.幸い外来を早く切り上げることができ入院患者さんも落ち着いていたので,12:15には出発できました.でも高が山口と雖も安心はできません.1年前に郡市医師会協議会に向かう途中で予期せぬことで頭が真っ白になったことがあります.そう,山陽自動車道では覆面パトカーによる鼠取りに注意しないといけません.万全の注意を払いながら運転し無事に20分前には到着しました.

医者は誰もが「病気で困っている人を助けてあげたい」との思いで医者になっています.今回の賞は医師として当たり前のような思いでやってきたことが表彰されたわけで,正に医者冥利に尽きます.ありがとうございます.

平成18年に有床診療所を開設し,勤務医から開業医に転換しました.救急の問題はどこの病院でもどこの医療圏でもその対策に手をこまねいています.勤務医時代,周東総合病院では2次救急医療患者だけでなく時間外押しかけ患者が殺到していました.柳井医師会では昔から休日昼間の在宅当番医制度が執られていましたが,平日休日夜間の救急はほとんど周東総合病院に任されていました.コンビニ受診を含めて時間外受診者数が増加し本来の2次救急の対応すら困難となりかけたため,平成13年浜田医師会長時代に検討委員会が立ち上げられました.周東総合病院の本来の救急医療が疲弊しないようにと,弘田副会長を中心に長年努力を重ねられた結果,平成19年より休日夜間診療所が開設され,勤務医の負担が軽減されつつあると思います.

開業当時は,勤務医がバーンアウトして開業医志向が増えていると言われていましたが,私は決してバーンアウトしたのではありません.「我は我が素を行う」・・・環境に左右されたり,人に影響されたりしないで,我が素,すなわち自分の素志,志願を貫くこと・・・  自分が手を掛けた患者さんは最後まで診てあげたい,往診の希望があれば飛んで行ってあげたい,患者さんと対話のある診療・治療を目指し地域医療に貢献したいと考え,有床で開業しました.また,少しでも勤務医の負担を軽くさせたいとの思いで,一次救急の患者にも対応し,柳井医療圏の患者の救急搬送を他の医療圏に回すことのないよう救急車も受け入れました.真夜中の症例はさすがに断るケースもありましたが,いつしか救急隊の方には頼りにされるようになり,酷い交通事故で潰れた車内に挟まれたショック状態の患者で呼ばれて,事故現場に赴き点滴をしながら病院搬送したことや,病院対応できなかったDOA患者にも対応してきました.救急医療功労者としてご推薦していただいた理由は,以上のような点にあったのではないかと推測しますが,ご評価いただきまことに光栄に存じます.

表彰式は山口県健康福祉部3号会議室で行われました.このような受賞は初めてのことでしたので,晴れの舞台に写真を撮ってもらおうと妻を同伴したところ,幸い,妻も一緒に写真を撮っていただけました.式主催者の健康福祉部長:渡邉修二氏,健康福祉部審議監:岡紳爾氏,地域医療推進室次長:宮村宏氏らと,山口県医師会事務局次長:吉野道久氏にご列席いただきました.稿を終えるにあたり,当院スタッフにも心から感謝しております.

今回の受賞を契機に,今後も体力の続く限り,微力ながら柳井医療圏の救急医療に携わっていく覚悟です.・・・「老驥伏櫪(ろうきふくれき),志,千里に在り」・・・ 頑張ります!

お問い合わせは・・・ TEL 0820-24-5311

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